アイルランド・イギリス　ゴルフ旅行の
基礎知識

ここに興味深い『事実』があります。

ゴルフ旅行では連日、18ホールをラウンドします。時には1日36ホールのこともあります。ご存知のようにアイルランドやイギリス・ゴルフの基本スタイルは、乗用カートの利用ではなく、歩いてのラウンドです。本来なら疲れ果てて、ぐったりするはずなのですが、なぜか元気なのです。なぜだろう？？暫くは・・正しいと思える理由が見つかりませんでした。

確かに海沿いでのリンクス・ゴルフですから、海に向かって視界が広がっているホールもあり、気持ちは爽快です。リンクスでは固く締まった土地に芝が密生しているので、歩いていても非常に足が弾みます。アイルランド人やイギリス人のゴルフはプレイが早く、待たされる事がすくないです。このような理由ぐらいしか浮かびませんでした・・・

ある日の風の強い中でのゴルフでした。ある海沿いに面したホールで海からの激しい波が岩にぶつかり波吹雪を上げていました。その砕けた波が風に運ばれてあるホール全体を薄く霧のように包んでいました。幻想的な風景でした。

その時、閃き、確信しました。”この白い細かい霧はマイナス・イオンを含んでいると・・・”

『マイナス・イオン』　とは、マイナスの電気を帯びた酸素が空中に浮遊する細かな水の粒と結合したものです。そうです。リンクス・コースはマイナス・イオンの宝庫だったのです。

リンクス・ゴルフは、ゴルファーに元気をくれるのです。

深いラフ、強い風、深いバンカー、固いフェアーウェイなど、アイルランドやイギリスのゴルフコースのイメージは、このような感じでしょうか？その為、『アイルランドやイギリスのゴルフコースはかなり難しい！！』と思われて敬遠されたり、過度に心配される方も多いでのではないでしょうか？テレビで中継されるプロゴルファーのトーナメント画像の影響が強く、全英オープンや全英女子オープンの開催コースの様子がそのままアイルランドやイギリスのゴルフコースの全体のイメージになっているかもしれません。確かにセント・アンドリュース、ターンベリー、カ—ヌスティなど全英オープンの舞台は非常に難度も高いです。しかし、現在では、イギリス（スコットランド、イングランド、ウェールズ、北アイルランド）とアイルランドで約3000のゴルフコースがあると言われています。その中でリンクス・コースは約1割の300コース程度と言われています。約3000コースの内、全英オープンや国際的なゴルフ競技を開催するほどの手ごわいコースは約100コースぐらいではないでしょうか？残りの約2900コースは我々が普通に楽しめるコースと断言できます。ゴルフ旅行では、こういった手ごわいコースへの挑戦と共に手頃なコースをうまく組み合わせて計画されることをお勧めします。楽しい旅の為には覚えておきたい重要なポイントです。