アイルランドやイギリスでのゴルフにハマる人

ジョージ・ローという名前を聞いた事があるでしょうか？パットの名手として知られ、通算で116ホール連続でスリーパットをしなかった自他共に認めるパットの名手でした。『パターだけは、練習すればするほどうまくなる。』と信じて、常にパットの技術や心理を磨きました。ゴルファーとしては、残念ながら良い成績は収める事ができませんでしたが、”ジョージ・ロー”という自分の名前を冠したパターを販売して、大成功を収めました。アメリカ・プロゴルファーの帝王　ジャック・ニクラスが挙げた多くの勝利の際は、その手にこのジョージ・ローのモデルパターが握られていました。そのローが唱えたゴルフの心理的な法則は、『ローの法則』と呼ばれています。下記の10項目の中で半分以上に賛同する方がいれば、間違いなくイギリス・アイルランド・ゴルフの虜と言えます。

　自分の性格を理解しよう。緊張感が楽しく感じられるのであれば、大きな試合やにぎりに向いている、逆に緊張感が自分のショットに影響を与えるのであれば、レートの高いにぎりや試合には向いていない。自惚れでは勝てないのがゴルフである。

　ゴルフは遊びの一つです。ムキにならず、のんびりした気持ちでラウンドしよう。悪いスコアによって、自分を絶望の底に落とすことはない。

　ゴルフは経験のゲームです。自分の五感すべてを働かせて、記憶力を保ち、何事も経験から学ぶ事が大事である。

　危機管理能力を磨きましょう。日頃から最悪の事態が起こっても、動揺せず、冷静を保とう。ゴルフでは次に何が起こるかわからない。

　自分を相手にラウンドしよう。相手を見てはならない。相手を見たら、相手のペースに嵌るだけです。勝つことよりいいプレーをする事に全神経を集中しよう。

　自分のショットの中で長所と短所を見極める事です。できない事やかつて経験したことがないショットを行おうとしてはならない。自分の得意で、且つ経験したショットをする事です。ゴルフのラウンドにおいて、初体験のショットはあってはなりません。

　すでに終わったものには目を向けない。すべてを忘れよ。過ぎた失敗を悔やんでも得るものはありません。気分を前向きに保とう。

　ボールに対峙したとき、ミスを考えてはならない。設計図が悪ければ、よい建物はできない。自信を持って、クラブを振り切ろう。他にできる事はありません。

　常に自分のテンポに気を配ろう。歩行中、アドレス、ショット、スィング。もし、テンポが早くなっていたら、ゆっくりとしたリズムに切り替えよう。好調はゆっくりとした自分のテンポの中にのみ、あるものである。

　練習では、自分に過酷なプレッシャーをかけよう。漠然と打たず、しっかりとした目的を持って、妥協をせず、難しいショットに挑もう。練習グリーンでは常に入れるつもりでパットしよう。練習といっても、甘えたショットはしていると上達はしない。

　さて、いくつ頷き、賛同しましたか？？